ラングラーは壊れやすい?故障率と定番の故障箇所・修理費

整備工場で点検中のラングラー

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『ジープは壊れやすいって聞くけど、本当?』と、ラングラーを買う前に気になっている方も多いはずです。今乗っていて、急な不調に困っている方もいるかもしれませんね。

結論から言うと、ラングラーは国産車に比べて故障の話が出やすい車ですが、多くは電装系や消耗品まわりの不具合です。保証の期間と、症状ごとの対処を知っておけば、必要以上に怖がることはありません。

この記事では、定番の故障箇所と症状別の対処、中古で故障を避ける見方、修理費の考え方が分かります。

目次

ラングラーは本当に壊れやすい?故障率の考え方

まず「故障率」についてです。実は、メーカーが車種ごとの故障率を公表しているわけではありません。

ネットで見かける数字は、調査会社や雑誌のアンケートなど、それぞれ集め方の違う調査です。同じ車でも調査によって結果が変わるので、一つの数字だけで判断しないほうが安心です。

先に結論
  • ラングラーは「すぐ止まる車」ではなく、小さな不具合が出やすい車と考える
  • 輸入車なので、部品の取り寄せで修理に日数がかかることがある
  • 新車保証は3年・6万kmまで、延長保証で4〜5年目まで延ばせる

『壊れやすい』と言われる理由の一つは、修理の待ち時間です。国産車なら翌日に直る不具合でも、部品待ちで一週間かかると、印象はかなり悪くなりますよね。

もう一つは、カスタムの多さです。リフトアップや大径タイヤに替えた車は、足まわりやハンドルまわりに負担がかかりやすくなります。

壊れやすいと言われる理由実際のところ
輸入車だから部品の取り寄せで、修理に日数がかかることがある
電装系の不具合の話が多いナビ画面やセンサー類の小さな不具合が中心
カスタム車が多い足まわりの負担が増え、不具合が出やすくなる
悪路を走る人が多い使い方しだいで消耗が早まる

定番の故障箇所はどこ?

ここからは、ラングラーでよく話に出る箇所を見ていきます。年式や乗り方で出方は違うので、「こういう場所に出やすい」という目安として読んでみてください。

箇所よくある症状気づくきっかけ
バッテリー・電装エンジンがかからない・アイドリングストップが効かない朝の始動不良、警告表示
Uconnect(ナビ画面)画面が固まる・CarPlayがつながらない操作に反応しない
冷却系クーラント(LLC)の減り・にじみ警告表示、下回りのしみ
ハンドルまわり高速での激しいハンドルの振れ(デスウォブルと呼ばれる)段差を越えた時の大きな揺れ
屋根・ドアのつなぎ目雨漏り・風切り音マットの湿り、走行中の音
センサー類警告灯の点灯メーターの表示

「デスウォブル」は、段差を越えた時などにハンドルが大きく揺れ続ける現象として、ラングラーでよく知られています。特にリフトアップした車で話に出やすいので、カスタム車に乗っている方は覚えておきましょう。

雨漏りについてはラングラーの雨漏り・水漏れの原因と対策、警告灯の意味はラングラーの警告灯の意味と対処で詳しく書いています。

ラングラーの定番の故障箇所と、症状・気づくきっかけを示した図解

故障を減らすために普段からできること

故障の話が出やすい車でも、普段の手入れで減らせる部分はあります。特別なことではなく、基本の点検を続けることが一番なんです。

普段からできること
  • 法定点検とオイル交換を、記録簿に残しながら続ける
  • 警告灯がついたら、その日のうちに意味を確かめる
  • リフトアップや大径タイヤに替えたら、足まわりの点検をこまめに受ける
  • 短い距離ばかり走る時は、たまに長めに走ってバッテリーを充電する

エンジンがかからない時はどうする?

朝、ラングラーのエンジンがかからないと焦りますよね。まずは落ち着いて、よくある原因から順番に確かめてみてください。

エンジンがかからない時の確かめ方
  1. メーターの表示や警告灯が点くかを見る(点かなければバッテリーを疑う)
  2. スマートキーの電池が弱っていないかを見る
  3. ブレーキペダルをしっかり踏んでから始動しているか確かめる
  4. シフトがPに入っているかを確かめる
  5. 直らなければ、ロードサービスかディーラーに連絡する

一番多いのはバッテリーの弱りです。ラングラーはアイドリングストップ(START&STOPシステム)を持ち、電装品も多いので、バッテリーへの負担が大きい車なんです。

『アイドリングストップが最近効かないな』と思ったら、バッテリーが弱ってきたサインのことがあります。交換の目安はラングラーのバッテリー上がりと交換、キーの電池はスマートキー電池交換の手順で書いています。

ロードサービスを使える

新車には「24h for You」というロードサービスが3年間無償で付いています。自分で無理にジャンプスタートする前に、使えるか確かめてみてください。

クーラント(LLC)の減りとノッキングのような音

エンジンまわりで相談が多いのが、クーラントと異音です。

クーラント(LLC)が減る時

クーラント(LLC)は、エンジンを冷やす液です。リザーバータンクの量が目盛りより下がっていたら、どこかからにじんでいる可能性があります。

『足せばいいか』と継ぎ足しだけで済ませるのは、ちょっと待ってください。減る原因をそのままにすると、オーバーヒートにつながることもあるんです。

クーラントで気をつけたいこと
  • エンジンが熱い時にキャップを開けない(やけどのおそれ)
  • 指定と違う種類の液を混ぜない
  • 減りが続くなら、継ぎ足しで済ませずに点検を受ける

LLCの交換時期と種類は、年式で違うことがあります。取扱説明書の点検表か、ディーラーで確かめてから交換しておきましょう。

ノッキングのような音がする時

加速した時に「カリカリ」「カラカラ」という音がすると、ノッキングかなと不安になりますよね。ラングラーの燃料は無鉛レギュラーで、ハイオク指定ではありません。

音の原因は、エンジンの燃え方だけでなく、補機ベルトや遮熱板のビビリなど、いろいろ考えられます。

音が出る場面(冷えている時か、加速した時か)をメモして、点検で伝えると原因を絞りやすいですよ。

燃料の話はラングラーはハイオク?レギュラー?で詳しく書いています。

リコールはどう調べる?

『自分のラングラーにリコールが出ていないか』は、ぜひ一度確かめておきたいところです。

リコールは年式や車台番号で対象が決まります。調べ方はシンプルで、次の2つのどちらかで確かめられます。

リコールの調べ方
  • ジープ公式サイトのリコール情報で、車台番号を入れて検索する
  • 国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」のサイトで検索する
  • 車台番号は車検証に書いてある
  • 中古で買った車は、前の持ち主の時の対応が済んでいるかディーラーで聞く

リコールの修理は、対象になっていれば無料で受けられます。中古で買った方は、対策が済んでいるかを一度ディーラーで聞いてみてください。

中古で故障を避けるにはどこを見る?

ラングラーの中古車は、年式やカスタムの状態で当たり外れの幅が大きい車です。『中古は故障が多いって聞いて不安』という方も多いですよね。

見るところ確かめ方
点検記録簿定期点検とオイル交換が続いているか
カスタムの内容リフトアップ・大径タイヤの有無と、車検に通る状態か
下回りオイルやクーラントのにじみ、サビの具合
試乗段差でハンドルが揺れないか、異音がないか
保証認定中古車か、販売店の保証の範囲

不安が大きい方は「Jeepの認定中古車」を選ぶのも手です。新車登録9年以内の車が対象で、保証は1年〜最長3年(走行距離無制限)、最大100項目の点検を受けています。

型式で見ると、JK(2007〜2018年)とJL(2018年〜)で装備も電装系も違います。中古の見方はラングラーの中古で注意すべき点、年式の違いはラングラーJKとJLの違いでまとめています。

修理費はどれくらいかかる?保証の使い方

修理費は、壊れた箇所と依頼先で大きく変わります。小さなセンサー類なら負担は軽めですが、部品の取り寄せや大きな交換になると、国産車より高くつくことも。

ここで「いくら」と金額を言い切るのは難しいので、費用を抑える考え方をまとめておきます。

修理費を抑えやすい乗り方
  • 新車保証(3年・6万km)の間に気になる点を見てもらう
  • Extended Care Plusで4〜5年目まで保証を延ばす
  • 点検とオイル交換を記録簿に残しておく
修理費がかさみやすい乗り方
  • 保証が切れてから不具合をまとめて直す
  • 足まわりのカスタムを重ねる
  • 小さな警告を見て見ぬふりで乗り続ける
ラングラーの新車保証・延長保証・認定中古車保証をまとめた図解

新車保証は「Warranty for You」で、新車登録から3年間(走行60,000kmまで)です。保証の範囲はラングラーの新車保証と延長保証で詳しく書いています。

例えば、こんな相談もよくあります。

「保証が切れる前に、気になるところを全部見てもらったほうがいい?」
「うん、3年目の点検の時に、小さなことでもまとめて伝えておくと安心だよ」

修理費が重くなってきたら、売り時も考える

10万kmを超えたり、保証が切れたりしたあとは、修理費が重く感じる場面が増えてきます。『直して乗るか、手放すか』で迷うのは自然なことです。

ラングラーは中古でも人気がある車なので、不具合が大きくなる前のほうが、評価がつきやすいこともあります。まずは今の車にいくら付くのかを知っておくと、判断がしやすくなりますね。

ラングラー買いたいドットコム

ラングラーの値段、先に相場を見ておく

修理か乗り換えかで迷ったら、今のラングラーにいくら付くかを一度調べてみてください。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

売る時の考え方はラングラーを高く売るには?、長く乗る場合の目安はラングラーは何年・何万km乗れる?で書いています。

買い替えを考えている方は、新車の値引きの状況をラングラーの値引き相場と限界額で見ておくと話が早いです。盗難への備えはラングラーは盗まれやすい?にまとめています。

よくある質問

ラングラーの故障率は高いですか?

メーカーが車種ごとの故障率を公表しているわけではなく、調査によって結果が変わります。国産車に比べて小さな不具合の話は出やすいですが、保証と点検で備えられます。

ラングラーのエンジンがかからない時、まず何を見ればいいですか?

メーターが点くかを見て、点かなければバッテリーを疑ってください。スマートキーの電池や、ブレーキの踏み方、シフト位置も確かめてみましょう。

クーラント(LLC)が減っていたら足すだけでいいですか?

減りが続くなら、どこかからにじんでいる可能性があります。継ぎ足しで済ませずに点検を受けてください。エンジンが熱い時にキャップを開けるのは危険です。

ラングラーのリコールはどこで調べられますか?

ジープ公式サイトのリコール情報か、国土交通省のリコール情報のサイトで、車検証の車台番号を使って調べられます。

中古のラングラーは故障が多いですか?

年式・カスタム・整備の状態で差が大きいです。点検記録簿と試乗で確かめ、不安なら保証の付く認定中古車を選ぶと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • ラングラーは小さな不具合が出やすいが、多くは電装系や消耗品まわり
  • 故障率はメーカー公表の数字が無く、調査ごとに結果が変わる
  • エンジンがかからない時は、まずバッテリーとスマートキーの電池を確かめる
  • クーラントの減りは継ぎ足しで済ませず点検、リコールは車台番号で調べる
  • 新車保証は3年・6万km、延長保証で4〜5年目まで延ばせる
ラングラー買いたいドットコム

ラングラー買いたいドットコム 編集部

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