ラングラーの歴代モデル一覧|YJ・TJ・JK・JLの違いと見分け方

年代順に並んだ歴代のラングラー4台

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中古のラングラーを見ていると、『JKとかJLとか書いてあるけど、何が違うの?』と手が止まりますよね。

結論から言うと、ラングラーはYJ・TJ・JK・JLの4世代です。いま新車で買えるのは4代目のJLで、2024年5月に大幅改良された後期型が現行です。

この記事では、ジープ ラングラー(JL型)までの歴代モデルの年代と、外から見分けるコツが分かります。

目次

ラングラーとはどんな車?名前の由来は?

ラングラーは、ジープブランドの本格クロスカントリー型SUVです。メーカーはアメリカのジープで、いまはStellantis(ステランティス)グループに属しています。

日本で輸入・販売しているのはStellantisジャパン株式会社です。旧FCAジャパンの名前で覚えている方もいるかもしれません。

名前の「Wrangler」は英語で、牧場で馬の世話をする人、いわゆるカウボーイを指す言葉です。荒れ地で馬を乗りこなすイメージが、この車の性格に重ねられています。

ラングラーの立ち位置

ジープの中でも、オフロードを走るための骨太な車がラングラーです。ルーフやドアを外せる作りや、丸目のライトと縦のグリルは、どの世代にも受け継がれています。

『ラングラーってトヨタの車?』と検索する方もいますが、トヨタとは関係ありません。同じ本格四駆として、ランドクルーザーと比べられることが多いだけなんです。

ジープとラングラーのメーカーの歩み

『ラングラーのメーカーってどこなの?』と調べると、いろいろな会社名が出てきて混乱しますよね。ジープは時代とともに持ち主の会社が変わってきたブランドなんです。

時代ジープブランドの持ち主ラングラーとの関係
1940年代〜ウィリス・オーバーランド軍用ジープとCJシリーズの時代
1950年代〜カイザーCJシリーズが続く
1970年〜AMCCJ-7の時代。YJの開発が進む
1987年〜クライスラーYJが登場。TJ・JKもこの流れ
2010年代FCA(フィアット・クライスラー)JK後期からJLの登場まで
2021年〜Stellantis現行JLと2024年改良

日本の窓口も、旧FCAジャパンからStellantisジャパンへと名前が変わりました。中身はジープ正規ディーラーのネットワークがそのまま続いています。

生産はアメリカで、ラングラーはオハイオ州トレドの工場で作られてきた車として知られています。「アメリカの土の匂いがする車」と言われるのは、こうした生まれのせいもありますね。

ラングラーの歴代モデルを年代表で見る

まずは全体の流れです。公式の歴史紹介では、原点は1941年の「Willys MA」という米陸軍の軽量偵察車とされています。

世代型式年代ポイント
前身CJ(CJ-5/CJ-7など)1944年〜1986年民生用ジープ。CJ-5は約30年作られた
初代YJ1987〜1996年ラングラーの名前が登場。四角いライト
2代目TJ1997〜2006年丸目に戻る。日本仕様はTJから右ハンドル化
3代目JK2007〜2018年日本は2007年3月16日発売。4ドアのアンリミテッド登場
4代目(現行)JL2018年〜日本は2018年10月25日発表。2024年5月10日に大幅改良

出典はジープ公式サイトの限定車ページと公式プレスリリース、自動車メディアの記事です。

公式の説明では、1997年の新型ラングラーは部品の約8割を新しくしたとされています。名前は同じでも、世代ごとに中身はかなり違うんですね。

ラングラーの歴代モデルを年代順に並べた図解

初代YJは「角目」のラングラー

『ラングラー 角目』で探している方が見ているのは、たいていこの初代YJです。

YJ(1987〜1996年)は、歴代で唯一、四角いヘッドライトを付けたラングラーです。丸目が当たり前のジープの中で、この顔はかなり珍しいんです。

YJが出たころ、ジープブランドはAMCからクライスラーに移る時期でした。『ラングラー クライスラー』と検索されるのは、この時代からクライスラーの車として売られていたためです。

旧車として見るときの注意

YJは登場から30年以上たった旧車です。部品の入手やサビの具合で状態の差が大きいので、旧車に慣れたお店で見てもらうのが安心です。日本への正規導入の時期は資料によって書き方が違うため、気になる方は個々の車の記録で確かめてみてください。

いまYJを選ぶのは、性能より雰囲気を楽しみたい人が中心です。毎日の足にするなら、後の世代のほうが気楽に乗れます。

2代目TJとロングの「LJ」

TJ(1997〜2006年)で、ラングラーは丸目の顔に戻りました。前後のサスペンションがコイルになり、乗り心地も大きく変わった世代です。

日本の人にとって大きいのは、TJから日本仕様が右ハンドルになったことですよね。日本で乗りやすいラングラーは、ここから始まったと言えます。

『ラングラー LJ』という言葉を見かけたら、TJのホイールベースを伸ばした仕様のことです。TJの後半に設定された「アンリミテッド」で、型式の呼び名としてLJが使われます。

TJ・LJを見るときのチェック
  • 右ハンドルか左ハンドルかを確認する
  • 2ドアのTJか、ロングのLJかを車検証で確かめる
  • フレームやボディ下まわりのサビを見る
  • 幌やハードトップの状態と雨漏り跡を確かめる

TJは「小さくて軽い最後のラングラー」として、いまも根強いファンがいます。ただ、年式は20年前後たっているので、整備記録の有無を一番に見ておきましょう。

3代目JKで4ドアが当たり前に

JK(2007〜2018年)は、日本で2007年3月16日に発売されました。この世代で4ドアの「アンリミテッド」が登場します。

それまでのラングラーは、基本的に2ドアの車でした。JKで後ろにもドアが付き、家族で乗れる本格四駆として一気に広まったんです。

エンジンはV6ガソリンで、年式によって排気量が変わります。中古で探す時は「JK前期」「JK後期」と分けて呼ばれることが多いです。

『JKとJLって、そんなに違うの?』と気になる方は、ラングラーJKとJLの違いで装備や燃費、故障の傾向を比べています。

4代目JLが現行。2024年に後期型へ

JL(2018年〜)は、本国では2017年11月のロサンゼルスショーで発表されました。日本では2018年10月25日に発表されています。

JLの日本仕様は、当初は3.6L V6も設定されていました。その後、2.0Lターボに一本化され、2026年10月時点では全車2.0L直列4気筒ターボ(272PS)・8速ATです。

2024年5月10日には大幅改良が行われ、ここから先を「後期型」と呼びます。フルモデルチェンジではなく、JLのままの改良です。

項目JL前期(2018年〜2024年5月)JL後期(2024年5月〜)
グリル従来デザイン新デザインの7スロットグリル
アンテナマストアンテナフロントガラスに統合
画面年式によるUconnect 5・12.3インチ全車標準
サイドカーテンエアバッグ年式によるフロント/リア全車標準
グレード年式によるSport/Sahara/Rubiconの3つ

後期型の現行価格は、2026年10月時点のメーカー希望小売価格(消費税込・経済変動加算額込み)でSport 814万円、Sahara 884万円、Rubicon 934万円です。

改良の中身と次のモデルの話は、ラングラーの新型・フルモデルチェンジはいつ?で詳しく書いています。

ラングラーの歴代モデルを外見で見分けるポイントの図解

歴代モデルを外から見分けるには?

駐車場で見かけたラングラーの世代、すぐ分かるとちょっと楽しいですよね。外から見て分かりやすいポイントをまとめます。

世代見分けるポイント
YJ四角いヘッドライト。全体に角ばった小柄なボディ
TJ丸目に戻る。2ドアが基本で、JK以降より小さい
JK4ドアが増える。丸目のライトがグリルの外側に収まる
JL前期ライト周りが新しくなり、グリルのスロットがライトにかかる。マストアンテナあり
JL後期新デザインの7スロットグリル。マストアンテナがない

一番確かなのは、車検証の型式欄を見ることです。現行の4ドアは「3BA-JL20L」と書かれています。

2ドアの最終限定車「Rubicon Final Edition」は型式7BA-JL20Sです。中古で車検証を見せてもらう時は、型式と初度登録年月を合わせて確認しておきましょう。

年式と型式がずれることも

登録が遅れた車や並行輸入車は、初度登録の年と世代の切り替わりが一致しないことがあります。「何年式だから何型」と決めつけず、型式で確かめるのが確実です。

中古で選ぶなら、どの年式がおすすめ?

『結局、中古ならどの年代を狙えばいいの?』というのが一番知りたいところですよね。使い方で分けて考えると選びやすくなります。

新しい世代(JL)を選ぶ
  • 安全装備が新しく、毎日の通勤や家族の送迎に使いやすい
  • 燃料は無鉛レギュラーで、WLTC 9.8km/L(Sport/Sahara・現行)
  • 認定中古車の保証が付く車を選びやすい
古い世代(YJ・TJ・JK)を選ぶ
  • 車両価格は抑えやすいが、整備費が読みにくい
  • 部品の入手やサビの状態で差が大きい
  • 安全装備は年式相応で、最新の運転支援はない

毎日乗るならJL、雰囲気と価格のバランスならJK後期、趣味の1台ならTJやYJ。ざっくりこう分けておくと迷いにくいです。

Jeepの認定中古車は、新車登録9年以内・走行距離無制限の車が対象です。保証は全車1年から最長3年まで付くので、JLを中古で選ぶなら候補に入れておきましょう。

中古の年式をしぼる手順
  1. 毎日乗るか、趣味で乗るかを決める
  2. 世代(JL後期・JL前期・JK・TJ以前)を一つか二つにしぼる
  3. 車検証の型式と初度登録年月で世代を確かめる
  4. 整備記録とカスタムの内容を確認する
  5. 認定中古車か一般の中古車かで保証を比べる

中古で気をつけたい点はラングラーの中古で注意すべき点に、狙い目の年式と走行距離はラングラーの中古車の選び方にまとめています。

四国や地方で探している方は、近くに在庫が少ないこともあります。条件を絞ったうえで、少し離れた地域の在庫まで広げて見てみてください。

ラングラー買いたいドットコム

ラングラーの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ラングラーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

新車と迷っている方は、いまの値引きの状況をラングラーの値引き相場と限界額で見ておくと、中古との差がはっきりします。

よくある質問

ラングラーはどこの国の車ですか?

アメリカのジープブランドの車です。いまのメーカーはStellantisグループで、日本ではStellantisジャパンが輸入・販売しています。

ラングラーの名前の意味は何ですか?

英語で、牧場で馬の世話をする人を指す言葉です。荒れ地を乗りこなすイメージから付けられています。

ラングラーで角目のモデルはどれですか?

初代のYJ(1987〜1996年)です。歴代で四角いヘッドライトなのはYJだけです。

ラングラーの型式はどこで確認できますか?

車検証の型式欄で確かめられます。現行の4ドアは3BA-JL20Lです。

2024年の改良はフルモデルチェンジですか?

いいえ。2024年5月10日の大幅改良はJLのままの改良で、後期型と呼ばれます。

まとめ

この記事の要点
  • ラングラーはYJ・TJ・JK・JLの4世代。現行はJLの後期型
  • 角目は初代YJだけ。LJはTJのロングホイールベース仕様
  • 日本仕様はTJから右ハンドル、JKで4ドアのアンリミテッドが登場
  • JLは2024年5月10日に大幅改良。フルモデルチェンジではない
  • 中古は型式と初度登録を車検証で確かめ、使い方で世代を選ぶ
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ラングラー買いたいドットコム 編集部

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